まずは次のNCデータを例にして見てみましょう。
% O9001( JDGMILL-TEST ) ( Standard ) ( DGMILL 2003 ) ( D:\eukuser\test.ppp ) ( 31-Jul-2003 16:27:54 ) N1G00G90G17G49G40G80 N2G28G91Z0 N3(MTRACEUV_01) N4(1ST CHANGE TOOL NO=1. TP=1. RR=10. RV=10. L=80. ) N5T1M06 N6G00X-10.Y-10.S5000M03 N7G43H1Z50. N8Z5. N9G01Z0F150 N10Y10.F300 N11X10. N12Y-10. N13X-10. N14Z5. N15G00Z50. N16G28G91Z0 N17M30 %
JDGMILLでは NCデータを以下の 4つのブロックに分けて考えていきます。
プログラムの先頭
工具交換
加工ブロック
プログラムの終わり
それでは、先ほどの NCデータを 4つのブロックに分けて見ましょう。
プログラムの先頭 % O9001( JDGMILL-TEST ) ( Standard ) ( DGMILL 2003 ) ( D:\eukuser\test.ppp ) ( 31-Jul-2003 16:27:54 ) N1G00G90G17G49G40G80 N2G28G91Z0 工具交換 N3(MTRACEUV_01) N4(1ST CHANGE TOOL NO=1. TP=1. RR=10. RV=10. L=80. ) N5T1M06 加工ブロック N6G00X-10.Y-10.S5000M03 N7G43H1Z50. N8Z5. N9G01Z0F150 N10Y10.F300 N11X10. N12Y-10. N13X-10. N14Z5. N15G00Z50. プログラムの終わり N16G28G91Z0 N17M30 %
プログラムの先頭 % O9001( JDGMILL-TEST ) ( Standard ) ( DGMILL 2003 ) ( D:\eukuser\test.ppp ) ( 31-Jul-2003 16:27:54 ) N1G00G90G17G49G40G80 N2G28G91Z0 工具交換 N3(MTRACEUV_01) N4(1ST CHANGE TOOL NO=1. TP=1. RR=10. RV=10. L=80. ) N5T1M06
加工ブロック N6G00X-10.Y-10.S5000M03 N7G43H1Z50. N8Z5. N9G01Z0F150 N10Y10.F300 N11X10. N12Y-10. N13X-10. N14Z5. N15G00Z50.
プログラムの終わり N16G28G91Z0 N17M30 %
このように分けることができました。
JDGMILLでは 4つのブロックの内、加工ブロックを除いた 3つのブロックに対してそれぞれに出力内容を設定する項目があります。
各設定項目については次以降の回で順に見ていくことにしましょう。